マイプランに追加

ザ・アーツ・ハウス(The Arts House)

お勧め度:☆☆所要時間:45分~ ハートマイプランに追加

旧国会議事堂を使ったザ・アーツ・ハウス
ザ・アーツ・ハウス(The Arts House at the Old Parliament)は、シンガポール最初の国会議事堂として使われた歴史的建築を、文学、音楽、映画、舞台、展覧会の会場として再生した芸術文化施設です。常設作品を順番に見る一般的な美術館ではなく、開催中のイベントや展覧会に合わせて訪れる会場と考えると分かりやすいです。

外観だけでも立ち寄れますが、元の議場Chamber(チェンバー)など建物内部の魅力を味わうなら、公演、公開展示、建物ツアーのある日を選びましょう。ここでは現在の楽しみ方、建物の歴史、見学できる範囲、料金、行き方を紹介します。

ザ・アーツ・ハウスとは

現在のザ・アーツ・ハウスは、シンガポールの非営利文化団体Arts House Limitedが運営する複合芸術施設です。文学芸術、つまり小説、詩、戯曲、朗読、物語など「書かれた言葉・語られる言葉」を軸にしながら、映画、音楽、舞台、視覚芸術も扱います。

館内には、元議場のChamber、75席のScreening Room(上映室)、小劇場Play Den、展示に使われるGallery IIなどがあります。ただし、これらは公演・展示・ツアーの開催時だけ入れる場合が多く、全室を自由見学できる常設博物館ではありません

まず開催中のプログラムを確認

訪問前にArts House Group公式サイトで、会場が「The Arts House」になっている催しを探しましょう。朗読会、作家トーク、音楽公演、映画上映、家族向けワークショップ、展覧会などがあり、無料、要登録、有料のいずれもあります。建物の開場時間ではなく、各イベント欄にある日時、受付方法、対象年齢、開場時刻を優先してください。

1階では、開催状況によりOur Cultural Medallion Storyを見られます。Cultural Medallion(カルチュラル・メダリオン)は、シンガポールで芸術に大きく貢献した人へ贈られる最高位の文化賞です。受賞した作家、音楽家、舞台人、美術家などを映像やデジタル資料で紹介する展示で、文学中心の施設が初めての人にも入りやすい入口になります。

↓以前行われていた視覚芸術展示の一例。常設作品ではなく、内容は会期ごとに変わります。
ザ・アーツ・ハウスで以前行われた展示

1827年完成、裁判所から国会議事堂へ

建物は1819年に建てられたのではなく、商人John Argyle Maxwell(ジョン・アーガイル・マクスウェル)の邸宅として1826年に着工し、1827年に完成しました。設計者は初期シンガポールの公共建築を多く手がけたGeorge D. Coleman(ジョージ・D・コールマン)です。しかし、公共用地に建てられていたため私邸にはならず、英国植民地政府へ貸し出され、裁判所と官庁として使われました。

1955年から立法議会、1965年の独立後はシンガポール最初の国会議事堂となり、国会が新しい建物へ移る1999年まで使われました。1992年にNational Monument(国の歴史的建造物)へ指定され、改修後の2004年に芸術文化施設として開館しています。現存するシンガポール最古級の公共建築です。
旧国会議事堂だったザ・アーツ・ハウス

正面にある青銅の象も見逃せません。1871年にシャム(現在のタイ)のチュラロンコン国王がシンガポールを訪問したことを記念して贈った像で、入口を見つける目印にもなります。

Screening Roomで映画や映像作品を上映

Screening Room(スクリーニング・ルーム)は、映画や短編映像、トークなどに使われる小規模な上映室です。月例映画シリーズBut Is The Book Better?や黒澤明監督の「羅生門」の上映は過去のプログラムで、現在の定期上映ではありません。上映のある日だけ、現在のイベントページから作品と料金を確認してください。
ザ・アーツ・ハウスのScreening Room

元議場Chamberで公演を観る

建物で最も特別な空間が、国会議員が政策を議論したChamber(チェンバー/議場)です。1954年の改修時に用意された座席や内装が残り、現在は約187席の親密なコンサート、朗読、講演、舞台などに使われています。
↓議場だった面影が残るChamber。イベントがない時間に常時公開される部屋ではありません。
旧国会議場を残すChamber

↓コンサートなどの公演が始まると、歴史的空間が別の表情を見せます。
Chamberで行われる公演

Chamberを確実に見たいなら、この部屋を会場に指定した公演か建物ツアーを選ぶのが確実です。チケット購入時は「The Arts House」だけでなく、会場欄のChamberまで確認しましょう。

旧Earshot CafeとThe Shopの写真について

Earshot Cafe(イヤーショット・カフェ)は、本、音楽、映像と飲食を組み合わせた当時の施設です。現在の常設カフェとしては営業していないため、この写真は過去の館内記録として残します。
以前営業していたEarshot Cafe

地元作家の雑貨を販売していたThe Shop(ザ・ショップ)も、現在の店舗案内ではありません。Annex Building(本館に隣接する別棟)には飲食店が入ることがありますが、施設のイベント時間とは別営業なので、利用したい店の公式情報を確認してください。
以前営業していたThe Shop

所要時間と料金

外観、象の像、公開中の1階展示だけなら20~30分が目安です。展覧会、建物ツアー、公演へ参加する場合は、そのプログラム時間を加えてください。建物一律の入場券はなく、無料展示、無料登録制イベント、有料公演が混在します。

予定なしで訪れると歴史的な部屋へ入れないことがあります。外観見学を中心にする日は、隣接するアジア文明博物館ナショナル・ギャラリー・シンガポール、シンガポール川沿いの散策と組み合わせると無駄がありません。

ザ・アーツ・ハウスへの行き方・地図・アクセス方法

住所は1 Old Parliament Lane, Singapore 179429。MRT(シンガポールの地下鉄・都市鉄道)のRaffles Place駅またはCity Hall駅から徒歩で行けます。

ザ・アーツ・ハウスの場所・マップ

↓ジ・アーツ・ハウス周辺マップです。近くの観光スポットやレストラン、ホテルも表示できます!このままだと少し見にくいので、地図を全画面表示にしてご活用下さいませ!!

クリックで地図が表示されます!ジ・アーツ・ハウス近くの観光スポットやレストラン・ホテルも表示できる高機能マップです!

画像を押すまで地図データは読み込みません。

地図を全画面表示
  • ジ・アーツ・ハウス周辺の
    観光スポット表示
  • ジ・アーツ・ハウス周辺の
    レストラン表示
  • ジ・アーツ・ハウス周辺の
    ホテル表示

Raffles Place駅からの行き方

  1. MRT Raffles Place(ラッフルズ・プレイス)駅のExit Hへ出ます。
  2. Fullerton Hotelとシンガポール川の方向へ進み、歩行者専用のCavenagh Bridge(カベナ橋)を渡ります。
  3. Asian Civilisations Museum(アジア文明博物館)前を通り、川から一つ内側のOld Parliament Laneへ進むと、青銅の象が立つ入口に着きます。徒歩約10分です。

City Hall駅からも徒歩約10分で、National Gallery Singaporeの西側を通ってOld Parliament Laneへ向かいます。周辺道路はNational Day Parade(独立記念日の式典)、F1、シビック・ディストリクトの大型イベント時に通行規制が入ることがあるため、その日は公共交通機関を利用し、徒歩案内に従ってください。

料金・所要時間・営業時間などの詳細情報

アート ハウス(The Arts House)のチケット料金や所要時間・営業時間などの詳細情報です。

ジ・アーツ・ハウスの詳細情報
施設名ジ・アーツ・ハウス
The Arts House
お勧め度☆☆
営業時間プログラム・展示・会場利用により変動。固定の一般開館時間は現行公式ページで明示なし。
所要時間45分程度が目安
チケット
入場料金
0SGD(無料)
住所1 Old Parliament Lane, Singapore 179429
TEL
電話番号
+65 6332 6900
行き方
最寄駅
Raffles Place MRT Exit HまたはCity Hall MRTから徒歩約10分。
公式サイトhttps://artshouselimited.sg/?Itemid=706

※上記の情報は2026年8月13日に更新されたものです。情報が古くなっている場合・不備がある場合は、大変お手数ですが、こちらよりご連絡の程、何卒宜しくお願い致します。

ジ・アーツ・ハウスを
マイプランに追加する

 

 

カテゴリー ⇒ 観光スポット

ツイッター・FB始めました
いいねで観光情報をGET!