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MRT(電車)の乗り方

MRT
MRTとは、シンガポールの電車・地下鉄のことを意味し、Mass Rapid Transit(マス ラピッド トランジット)の略です。

シンガポールの交通手段として外せないMRTの乗り方や切符の買い方、乗り換え方法・路線図などを分かりやすくお伝えしていきます。

シンガポールのMRT(電車)の切符の買い方

MRTの支払い方法と同じカードや端末で入出場するポイント

MRTの1回券だったスタンダードチケットは、2022年3月までに販売を終了しました。現在、旅行者が使いやすい支払い方法は次の3つです。

  • タッチ決済対応のクレジットカード・デビットカード、またはスマートフォンのモバイルウォレット
  • EZ-Linkカード
  • シンガポール・ツーリスト・パス
    (Singapore Tourist Pass)

タッチ決済対応カード・スマートフォン

タッチ決済でカードを財布から出し同じ端末を使う注意点

短期旅行で最も手軽なのは、日本で発行されたAmerican Express、Mastercard、Visaのタッチ決済対応カード、またはそのカードを登録したApple PayやGoogle Payなどです。SimplyGo(シンガポール公共交通の決済システム)への事前登録や切符の購入は必要ありません。

改札に入るときと出るときに、必ず同じカードまたは同じ端末をタッチします。たとえば入場時にクレジットカード本体、出場時にそのカードを登録したスマートフォンを使うと別の支払い手段として扱われます。

海外発行のMastercard・Visaには、乗車運賃とは別に利用した日ごとに0.60ドルの事務手数料がかかります。カード会社の海外利用手数料も考慮してください。

EZ-Linkカード

EZ-LinkカードのチャージとMRTやバスでの使い方

EZ-Linkカードは、MRT・LRTと路線バスで使えるチャージ式の交通カードです。旅行者向けの一般カードは10ドルで購入できます。

10ドルの内訳は、

  • 5ドル:返金されないカード代
  • 5ドル:実際に乗車へ使える残高

EZ-Linkカードの例
↑カードのデザインは購入時期によって異なります。

SimplyGoチケットオフィス、駅の旅客サービスセンター、セブンイレブンなどで購入できます。現金で管理したい人、家族それぞれに交通カードを持たせたい人、海外カードの事務手数料を避けたい人に向いています。

残高は駅の券売機などで追加できます。外国発行カードで券売機からチャージする場合、30ドル以下は1.10ドル、30ドルを超える場合はチャージ額の4%の手数料がかかります。少額の現金、またはカードを改札へ直接タッチする場合との総額を比べましょう。

シンガポール・ツーリスト・パス(Singapore Tourist Pass)

シンガポール・ツーリスト・パスの日数と乗り放題の特徴

シンガポール・ツーリスト・パス(Singapore Tourist Pass)は、有効期間中、MRT・LRTと一般路線バスが乗り放題になる旅行者向けカードです。
Singapore Tourist Pass

通常のパスは次の5種類です。

  • 1日券:17ドル
  • 2日券:24ドル
  • 3日券:29ドル
  • 4日券:37ドル
  • 5日券:45ドル

1日分は最初にタッチした時点から、その日の終電・終バスまで有効です。2~5日券は連続した日で使います。現在の通常パスに返却が必要な保証金はなく、有効期間が終わるとEZ-Linkカードとして残高を追加して使えます。

乗り放題の対象外には、セントーサ・エクスプレス、RWS8、エクスプレスバス、プレミアムバスなどがあります。

チャンギ空港MRT駅ターミナル2・3側の自動販売機、Bugis駅やHarbourFront駅などの指定窓口・自動販売機で購入できます。販売する日数と営業時間は場所により異なります。
→ ツーリストパスの販売場所を地図で見る(公式)

結局、どの切符が一番お得なの?

料金だけでなく、乗車回数、チャージの手間、海外カードの手数料で選ぶと失敗しにくくなります。

旅行タイプ別の選び方は次の通りです。

タッチ決済
カード・端末
短期旅行で手間を減らしたい人。切符の購入やチャージは不要です。海外発行のMastercard・Visaは利用日ごとに0.60ドルの事務手数料がかかります。
シンガポール
ツーリスト
パス
MRTと一般路線バスを1日に何度も使い、交通費を定額にしたい人。対象外の交通機関があるため旅程との照合が必要です。
EZ-Linkカード海外カードを直接使いたくない人、家族ごとにカードを持たせたい人、滞在後もカードを残したい人。

通常の大人運賃は距離制で、2026年8月時点では1乗車1.28~2.57ドルです。1日に2~5回ほど乗る一般的な市内観光なら、タッチ決済やEZ-Linkで乗った分だけ払う方が安いことが多くなります。ツーリストパスは、乗車回数が多い日程や、毎回の残高を気にせず動きたい場合に向いています。

MRT(電車)の乗り方・乗換方法

MRTの改札から乗車し同じ支払い方法で出場する手順

MRT(電車)の乗り方や乗換方法は、至って簡単です。

日本の電車とほとんど同じ形式

シンガポールのMRT(電車)の乗り方は、日本の電車の乗り方とほとんど同じ形式なので、難しくはありません。

改札はカードやスマートフォンを読み取り部分へタッチする方式です。入場時と出場時に同じ支払い手段を使います。財布ごとかざすと複数のカードを読み取る「カードクラッシュ」が起きるため、使うカードだけを取り出してください。

↓MRTの改札。右の読み取り部分へカードや端末をタッチすると改札が開きます。

電車を降りて改札を出る際も同じようにタッチします。異なるカードや端末で出ようとすると正しい運賃処理ができないため、移動中に支払い手段を変えないようにしましょう。

MRTは、乗り換えも簡単!

路線の色と駅番号を目印にMRTを乗り換える方法

MRT(電車)は、路線(ライン)が色ごとに分かれており、路線を乗り換える際も路線の名前や色に従って進めば簡単に乗り換えができます。

シンガポールの電車(MRT)の乗換の案内板。青色がDowntownラインと、分かりやすいです。
↑シンガポールの電車(MRT)の乗換の案内板。青色がDowntownラインと、分かりやすいです。

乗り換えの難易度は、東京や大阪、名古屋の方が路線が入り組んでおり複雑ですので、日本で普段電車に乗られている方には何ら問題なく乗り換えができます。

駅名だけでなく「NS24」「DT16」のような路線記号と駅番号も案内板に表示されています。乗り換え駅で同じ名前の別路線を探すときは、色と記号を一緒に見ると迷いにくくなります。

経路、所要時間、概算運賃はLTA公式のMRT/LRT案内またはGoogleマップで検索できます。MRTは通常5時30分頃から深夜0時頃まで運行しますが、始発・終電は駅と曜日によって異なります。

MRTに乗る際の注意点・罰金

MRT改札内の飲食禁止と乗車前の水分補給の注意点

MRTの駅構内と車内には法律で定められた禁止事項があります。旅行者が特に注意したい主な最高罰金は次の通りです。

  • 飲食:最高500ドル
  • 喫煙:最高1,000ドル
  • 認められていない動物の持ち込み:最高500ドル
  • 可燃物など危険物の持ち込み:最高5,000ドル

飲食禁止は車内だけでなく、改札内のホームなどにも適用され、ペットボトルの水を飲む行為も含まれます。暑い日に水分補給をする場合は、改札へ入る前に済ませましょう。強いにおいがするドリアンも、駅や車内へ持ち込まないのが基本です。

2026年のMRT路線図(マップ)

公式MRT路線図で建設中区間と利用経路を確認する方法

2026年8月時点で、MRTは6路線・170以上の駅を結んでいます。路線網は拡張が続いているため、移動には次のLTA公式版を利用してください。

公式PDFには、Circle Line Stage 6など建設中の区間も「Under Construction」として掲載されています。点線の駅はまだ乗車できないため、実際の経路はインタラクティブマップまたは駅の案内板で確認できます。

 

その他にも、シンガポールの旅行・観光の際に知っておくと役立つ情報を特集していますので、参考にして頂ければと思います。

 

 

カテゴリー ⇒ シンガポール基本情報

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