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シンガポールではUberではなく「Grab」!配車アプリ活用ガイド

シンガポールの観光を効率よく楽しむなら、配車アプリの活用が欠かせません。シンガポール市内のタクシー(当サイト撮影)

シンガポール旅行中の移動を快適にするなら、配車アプリの活用が欠かせません。

日本でおなじみの「Uber」は2018年に東南アジア市場から撤退したため、シンガポール現地では利用できません。その代わりに広く普及しているのがGrab(グラブ)です。

シンガポール旅行中の移動を快適にするなら、配車アプリの活用が欠かせません。

旅行中に何個もアプリを入れる必要はありません。基本は「Grab」が1つあれば十分です。混雑する通勤時間帯や雨の日の予備として「Gojek」や「CDG Zig」を入れておくと、よりスムーズに移動できます。

主な配車アプリのメリットと比較と選び方

シンガポールで使える主な配車アプリのメリットと比較

シンガポールで配車アプリを利用するメリットは大きく3つあります。

  • 英語での道案内が不要:
    アプリ上の地図で乗車場所と目的地をピン留めするだけ。ドライバーに行き先を口頭で説明する必要がありません。
  • 明朗会計:
    予約前に車種、到着目安時間、確定運賃が画面に表示されます。遠回りをされたり不当に請求されたりする心配がありません。
  • キャッシュレス決済:
    クレジットカードを登録しておけば、目的地に到着したらそのまま車を降りるだけで支払いが完了します。
アプリ名 特徴 おすすめの使い方
Grab シンガポールの最大手。一般車からタクシー、大型ワゴン、チャイルドシート付き車両まで幅広く対応。 旅行者の本命アプリ。 空港送迎から観光地めぐりまで、まずはこれ1本あればOK。
Gojek Grabに次ぐ大手。一般車や大型車、ファミリー向け車両の手配が可能。 料金比較用のサブとして。 ピーク時などGrabが高騰・満車の際のバックアップに最適。
CDG Zig 国内最大手タクシー会社(ComfortDelGro)の公式アプリ。 流しの一般タクシーを呼びたいときに。 メーター制や定額制のタクシー利用に強みあり。
TADA / Ryde など シンガポール陸上交通庁(LTA)公認の配車サービス。 混雑時の選択肢として。 繁華街や雨天で車がつかまらないときの比較候補に。

深夜着や子連れなら「日本語の空港送迎予約」も安心

「深夜・早朝のフライトで到着する」「小さな子ども連れで荷物が多い」「英語でのやり取りに不安がある」という場合は、Klook(クルック)などの予約サイトで日本語対応の空港送迎を事前手配しておくのも賢い選択です。

配車アプリより割高になるケースはあるものの、到着ロビーでの待ち合わせ場所が明確で、確実に大型車を確保できる安心感があります。

最新の認可配車事業者リストは、シンガポール陸上交通庁(LTA)の公式サイト内「Getting a Ride」ページから確認できます。

このページでは配車アプリについて紹介していますが、シンガポールでタクシーを利用したい場合は、以下の記事を参考にしてください。

シンガポールのタクシー利用ガイド

1. 日本出発前の事前準備

現地に到着してすぐ使えるよう、日本国内にいるうちに初期設定を済ませておくことが大切です。

現地に到着してすぐ使えるよう、日本国内にいるうちに初期設定を済ませておくことが大切です。現地についてからではSMS認証が届かないなどのトラブルが起こりやすくなります。

  1. アプリをインストール
    GrabまたはGojekの正規アプリをダウンロードします。
  2. 電話番号で会員登録(SMS認証)
    登録時にワンタイムパスワード(OTP)が届きます。旅行中も現地でSMSを受信できる番号で登録しましょう。
  3. クレジットカードの登録
    海外オンライン決済に対応したカードを登録します。万が一のエラーに備え、複数枚のカードや予備の少額現金もあると安心です。
  4. 位置情報・通知の許可設定
    乗車位置の正確な指定や、ドライバーとのメッセージ・到着通知を受け取るために必須です。
  5. 現地での通信手段を確保
    ドライバーとのやり取りや現在地確認のため、常時ネット接続が必要です。eSIM、SIMカード、レンタルWi-Fiなどを手配しておきましょう。

シンガポール現地でのネット接続については、以下の記事で詳しく説明しているので、是非参考にしてみてください。

現地ですぐ繋がる!おすすめの通信手段(レンタルWi-Fi・eSIM・SIMカード)
現地ですぐ繋がる!おすすめの通信手段(レンタルWi-Fi・eSIM・SIMカード)

2. 予約から乗車までのステップ

基本操作はどのアプリも共通です。「場所をしっかり確認すること」と「ナンバープレートの照合」を徹底しましょう。

基本操作はどのアプリも共通です。「場所をしっかり確認すること」と「ナンバープレートの照合」を徹底しましょう。

  1. 乗車地(Pick-up)を指定する
    GPSの現在地に頼り切らず、建物名、フロア階、最寄りの出入口ドア番号まで指定します。大型ホテルやショッピングモールでは「配車専用ピックアップポイント」が定められているケースが一般的です。
  2. 目的地(Drop-off)を入力する
    ホテルや観光スポットの正式名称を入力し、表示された候補の住所を確認して選びます。アプリ上でルートが共有されるため、乗車時に口頭で道案内をする必要はありません。
  3. 車種を選ぶ
    利用人数や荷物の量に合わせて選びます。スーツケースが複数ある場合は、乗車人数が少なくても「6人乗り」や「XL」などの大型車両を選ぶとスムーズです。
  4. 料金を確認して配車を確定する
    運賃と支払い方法を最終確認します。必ず指定の乗車場所に到着してから「配車確定」ボタンを押してください(ドライバーは乗り場に長時間停車できません)。
  5. 車を照合して乗車する
    アプリに表示された「車種・車の色・ナンバープレート」を確認します。ナンバーが完全に一致するまで絶対に乗り込まないよう注意しましょう。
  6. 降車と領収書の確認
    車内に忘れ物がないか確認して降車します。支払いは登録カードで自動決済されるため、その場で現金をやり取りする必要はありません。後ほどアプリに届く電子領収書の内容を確認しましょう。

3. チャンギ国際空港での乗り場案内

空港では一般タクシー乗り場と配車アプリ(Grab等)の乗り場が分かれています。

空港では一般タクシー乗り場と配車アプリ(Grab等)の乗り場が分かれています。手荷物を受け取ったらタクシー乗り場の列には並ばず、頭上の案内標識「Arrival Pick-up」または「Ride-Hailing Pick-up」を目指して進んでください。

各ターミナルの指定乗り場は以下の通りです。

ターミナル 階数 指定乗車場所(Pick-up Point)
Terminal 1 地下1階(Basement 1) Door 1~12(Door 1~6側 / Door 7~12側)
Terminal 2 1階(Level 1) Door 2~7
Terminal 3 地下1階(Basement 1) Door 1~5
Terminal 4 1階(Level 1) Door 4~8(※Door 1~3は一般車専用)
空港では一般タクシー乗り場と配車アプリ(Grab等)の乗り場が分かれています。

空港の乗り場は一般車や配車車両の待機が厳しく制限されています。必ず指定のドア番号の前に到着し、周囲の待機スペースに立ってからアプリで配車リクエストを送りましょう。

料金・支払いと利用時の注意点

配車アプリは「事前に料金が確定する定額制」が基本ですが、混雑度や追加料金によって金額が変動します。

シンガポールでGrabやGojekなどの配車アプリを使いこなすための、料金の仕組みと乗車時のポイントをまとめました。トラブルを防ぎ、スムーズに移動するための基礎知識として役立ててください。

1. 料金の仕組みと支払い方法

配車アプリは「事前に料金が確定する定額制」が基本ですが、混雑度や追加料金によって金額が変動します。

料金の決まり方

GrabやGojekで一般的な車(プライベートハイヤー)を選ぶと、予約を確定する前に確定運賃が表示されます。ただし、アプリ経由で一般タクシーを呼んだ場合は、メーター運賃になる車種もあります。

ピーク時の変動制運賃(ダイナミック・プライシング)

雨天時、朝夕の通勤ラッシュ、イベント終了時などは需要が高まり、表示料金が跳ね上がります。「高い」と感じたときは、GrabとGojekの料金を見比べるか、5〜10分ほど時間を置いて再検索すると落ち着くことがあります。

表示額とは別にかかる追加費用

予約時の表示額に含まれず、降車時に自動加算(または実費請求)される費用があります。

  • ERP(電子道路課金制度)料金:時間帯や通過ゲートに応じて加算
  • 特定エリアの進入・追加料金:セントーサ島入場料、チャンギ空港発のピックアップ料など
  • 待機料金・キャンセル料:ドライバー到着後に一定時間以上遅れた場合など
  • ルート変更:乗車後の目的地変更や経由地の追加

支払いはクレジットカード決済がベスト

予約時にアプリへクレジットカードを登録しておけば、到着後は決済の手間なく降りるだけです。現金払いも選択できますが、ドライバーがお釣りを持っていないケースが多いため、現金を使う場合は細かな紙幣を用意しておきましょう。

内訳と領収書の確認

予約前に画面上の「料金の内訳(Fare Breakdown)」をタップすると、何が含まれているか確認できます。降車後もアプリ内の電子領収書をチェックしておくと安心です。

2. 子ども連れ・荷物が多い・大人数の場合

シンガポールには法律や車両規格に関する独自のルールがあるため、予約時の車種選びが重要です。

シンガポールには法律や車両規格に関する独自のルールがあるため、予約時の車種選びが重要です。

子どもの乗車ルール(重要)

法律により、身長1.35m未満の子どもが一般の配車アプリ車両に乗る際は、チャイルドシートやブースターシートの着用が義務付けられています(一般タクシーを除く)。シートを持たずに通常車両を呼ぶと、ドライバーに乗車を拒否されます。

小さな子ども連れの場合は、必ず予約画面で「GrabFamily」など専用シート付きの車種を指定してください。

人数よりも「荷物の個数」で車種を選ぶ

「4人乗り」の標準車であっても、トランクに入る大型スーツケースは1〜2個程度です。特に空港とホテルを移動する際は、乗員が2〜3人であってもスーツケースが多い場合は6人乗りやXL系の大型車を選びましょう。

3. トラブルを防ぐ!安全な乗り方 6つの鉄則

  • 路上の呼び込みには絶対に乗らない
    「タクシー?」と声をかけてくる無許可の白タクは避け、必ず正規アプリから配車してください。
  • タクシー乗り場ではなく「指定の乗り場(Pick-up Point)」で待つ
    アプリで呼んだ車は、タクシー乗り場には入れない場所が多くあります。アプリのマップ上で指定された乗車ポイント(例:地下の車寄せ、特定の出入口番号)で待ちましょう。
  • 乗車前にナンバープレートを必ず照合する
    車が到着したら、ドアを開ける前にアプリ画面に表示された「ナンバープレート」「車種・色」「ドライバー名」が一致しているか必ず確認してください。
  • やり取りと支払いはすべてアプリ内で完結させる
    「メーターを倒さずに現金で払ってくれ」といったドライバーからの直接交渉や、予約と異なる車への誘導には応じてはいけません。
  • 現在地・乗車情報を同行者とシェアする
    夜間や一人で乗車する際は、アプリ内の「乗車状況を共有」機能を使い、家族や友人に走行ルートを共有しておくと安心です。
  • 忘れ物や過請求は「履歴」から問い合わせる
    車内に忘れ物をした場合や、請求金額に疑問がある場合は、アプリの「利用履歴(Activity/History)」から直接サポートへ連絡できます。

配車アプリがつかまらないときは?

悪天候時や混雑エリアでは、GrabやGojekで待ってもドライバーが見つからないことがあります。その場合は、無理に配車アプリだけに頼らず、以下の方法に切り替えましょう。

  • 商業施設やホテルの正規タクシー乗り場から一般タクシーに乗る
  • シンガポール大手のタクシー配車アプリ「CDG Zig」を使ってタクシーを呼ぶ

一般タクシーの初乗り料金や時間帯割増などの仕組みについては、「シンガポールのタクシー利用ガイド」もあわせてご確認ください。

よくある質問(FAQ)

Q. チャンギ空港に到着してから配車アプリを入れても間に合いますか?

A. 到着後でも登録は可能ですが、日本出発前のセットアップを強くおすすめします。

初回登録時には電話番号へのSMS認証やクレジットカードの本人認証が必要になるため、現地の電波状況によっては手続きに時間がかかることがあります。日本にいる間にアプリのダウンロードとカード登録まで済ませておけば、空港到着後すぐに配車できてスムーズです。

Q. 配車アプリで事前予約はできますか?

A. Grabなどの主要アプリで事前日時指定の予約が可能です。

早朝フライトへの搭乗や深夜の移動など、確実に車を確保したいときに重宝します。ただし、通常配車に比べて事前予約料金(追加手数料)が発生する場合や、キャンセル規定が異なる場合があります。確定ボタンを押す前に、アプリ画面で料金と条件をしっかり確認しておきましょう。

Q. 配車アプリで呼ぶ車と、街の一般タクシーは同じですか?

A. 一般タクシーと自家用車(プライベートハイヤー)の2種類があります。

GrabやGojekなどのアプリでは、提携している通常のタクシーだけでなく、一般ドライバーが運行する認可プライベートハイヤーも配車されます。一般タクシーは空港やホテルのタクシー乗り場・流しでも拾えますが、プライベートハイヤーはアプリ経由でのみ乗車可能です。予約時に「確定運賃(固定料金)」か「メーター運賃」かを確認して選択してください。

出発前に確認!公式情報&公式リンク

移動トラブルを防ぐため、現地のルールや公式乗り場を事前にチェックしておきましょう。

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カテゴリー ⇒ シンガポール基本情報

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