マイプランに追加

ホテルの無料スマホ貸出は終了|旧対象ホテル10軒の現在と代わりの通信手段

【現在は終了】ホテルの客室に置かれていた無料貸出スマートフォン「handy(ハンディ)」は、現在の宿泊特典ではありません。旧記事で紹介していた10軒のホテルを調べ直したところ、2026年8月現在、いずれの客室・設備案内にも無料貸出スマートフォンは掲載されていません。

ホテルの無料貸出スマートフォンを紹介していた当時の記事画像
↑2016年当時、ホテルの無料貸出スマートフォンを紹介していた記事画像です。この記事では、サービスがどのようなものだったのか、旧対象ホテル10軒が現在どうなっているのか、旅行中の通信手段をどう用意すればよいのかを紹介します。

img

ホテルの無料貸出スマートフォン「handy」は現在使える?

結論からいうと、旧記事で紹介していたホテルへ宿泊しても、handyは使えません。handyを運営していたTink Labsは2019年に多くの市場で事業を停止し、シンガポールのホテルでもサービスが終了しました。ホテルの無料スマホを当てにせず、eSIMや旅行者用SIMなどを自分で用意しておく必要があります。

ホテルの無料貸出スマートフォン「handy」とは?

handyは、2016年頃から一部のホテル客室へ置かれていた宿泊者専用のAndroidスマートフォンです。宿泊中は無料でモバイル通信ができ、ホテルの外へ持ち出して地図や観光情報を見られました。
グランド パーク シティ ホールの客室に置かれていた無料貸出スマートフォン
↑グランド パーク シティ ホールの客室に置かれていた当時のhandyです。

現在のホテル設備ではありませんが、当時のサービス内容を知りたい旅行者のために、ここからは写真とともに記録を残します。サービス終了の経緯は、シンガポールの旅行業界誌による2019年の報道でも伝えられています。

日本を含む国際電話を無料で使えるサービスだった

handyでは、モバイル通信だけでなく、シンガポール国内への通話や日本を含む対象国への国際電話も無料で利用できました。ホテルによって対象国は異なりましたが、レストランの予約や日本の家族への連絡まで、客室の端末1台で済ませられる点が大きな特徴でした。
グッドウッド パーク ホテルにあった無料貸出スマートフォンと案内
↑グッドウッド パーク ホテルに置かれていた当時の端末と案内です。

客室の備品として置かれ、外へ持ち出せた

端末はフロントで借りるのではなく、客室の充電台に備品として置かれていました。チェックイン後すぐに使い始められ、観光中は外へ持ち出し、チェックアウト時に客室へ戻す仕組みです。
客室に設置されていたhandyの充電台と利用案内
↑客室にあったhandyの充電台と英語の利用案内です。

観光案内やクーポンも端末に入っていた

handyには地図や観光案内のほか、レストランや観光スポットで使えるクーポンも入っていました。対象施設で端末の画面を見せて割引を受けられるなど、旅行者向けの案内端末としても使われていたサービスです。

3Gサービスはシンガポールで終了

旧記事ではホテルによって3Gまたは4Gと案内していましたが、シンガポールの3G通信は終了しています。通信規制機関IMDAの発表では、M1が2024年8月1日から3Gを停止し、SingtelとStarHubも同年11月から停止へ移行しました。現在の旅行用通信は4G・5Gが前提です。
→ シンガポールの3Gサービス終了について

現在はeSIM・旅行者用SIM・Wi-Fiルーターから選ぶ

handyの代わりとして最も手軽なのは、スマートフォンへ通信プランを直接追加するeSIM(端末内蔵型のSIM)です。2026年8月現在、Singtelの旅行者用eSIMは7日間・500GBで10ドル(約1,250円)、StarHubの旅行者用eSIMは12ドル(約1,500円)から利用できます。eSIMに対応していない端末なら、空港などで受け取れる旅行者用SIMカードが使えます。

家族や友人と通信を分け合うなら、Changi RecommendsのWi-Fiルーターは1日10ドル(約1,250円)、1日10GBまで高速通信ができ、最大5台を接続できます。ホテルや商業施設で使える無料のWireless@SGxもありますが、移動中はつながらないため補助用です。
→ Changi RecommendsのWi-Fiルーター
→ 無料Wi-Fi「Wireless@SGx」の使い方
※日本円は1ドル=約125円(2026年8月21日の為替)で計算しています。

貸出スマホがあったシンガポールのホテル10軒の現在

旧記事に掲載していた10軒は、閉館したホテルではありません。ただし、ホテル名の変更や大規模改装があり、無料貸出スマートフォンは終了しています。ここでは、各ホテルの現在の名称と、旅行者が利用できる客室の通信設備を1軒ずつ紹介します。

オーチャード ホテル シンガポール

オーチャード ホテル シンガポールは、オーチャード・ロード西側にある656室のホテルです。建物とホテル名は旧記事の掲載時から変わっておらず、現在も営業しています。
オーチャード ホテル シンガポールの外観

旧記事に載せていたデラックスルームの写真と料金は現在の客室を表さないため削除しました。現在は260室のグランドデラックスルームが改装され、客室では無料Wi-Fiと音声アシスタント「Aiello」を利用できます。無料貸出スマートフォンは、2026年8月現在の客室設備には含まれていません。

→ オーチャード ホテル シンガポールの詳細ページへ
→ オーチャード ホテル シンガポール公式サイト

グランド パーク シティ ホール ホテル

グランド パーク シティ ホールは、MRTシティ・ホール駅から歩いて行ける市庁舎地区のホテルです。現在は全343室で、外観は旧記事の写真から大きく変わっていません。
グランド パーク シティ ホールの外観

客室は2018年の改装後のデザインで、館内と客室では高速Wi-Fiを無料で使えます。
グランド パーク シティ ホールのデラックスルーム
↑デラックスルーム。旧記事の料金表示は現在の宿泊料金と合わないため外しました。

このホテルに実際に置かれていたhandyの写真は記事前半に残していますが、現在の客室・館内設備に無料貸出スマートフォンはありません。外出中の通信には自分のeSIMや旅行者用SIMを使います。
→ グランド パーク シティ ホールの詳細ページへ
→ グランド パーク シティ ホール公式サイト

シェラトン タワーズ シンガポール ホテル

シェラトン・タワーズ・シンガポールは、MRTニュートン駅から徒歩約3分。南北線とダウンタウン線を使えるため、オーチャード方面にもマリーナ・ベイ方面にも移動しやすいホテルです。屋外プールは現在も利用できます。
シェラトン タワーズ シンガポール ホテルの5階にある屋外プール

シェラトン・タワーズ・シンガポールのデラックスルーム
↑デラックスルーム。旧記事にあった固定料金は削除しました。

客室では無料Wi-Fiを利用できますが、無料貸出スマートフォンは現在の客室設備に掲載されていません。
→ シェラトン・タワーズ・シンガポールの詳細ページへ
→ シェラトン・タワーズ・シンガポール公式サイト

グランド コプソーン ウォーターフロント ホテル

グランド コプソーン ウォーターフロントは、シンガポール川沿いにあるホテルです。旧記事ではアクセスが悪いと紹介していましたが、現在はMRTトムソン・イーストコースト線のハヴロック駅が開業し、駅から徒歩数分で着けるようになりました。
グランド コプソーン ウォーターフロント ホテルの部屋から見える夜景
↑ホテル高層階からの眺めです。

2023年に約3,000万ドルをかけた全面改装を終えているため、旧記事の客室写真は外しました。現在の客室では無料Wi-Fiを利用できますが、無料貸出スマートフォンの案内はありません。
→ グランド コプソーン ウォーターフロントの詳細ページへ
→ グランド コプソーン ウォーターフロント公式サイト

プルマン シンガポール オーチャード(旧グランド パーク オーチャード)

旧記事に掲載していたグランド パーク オーチャードは営業を終え、同じオーチャード・ロード270番地ではプルマン シンガポール オーチャードが2022年12月から営業しています。ホテルが改装・再開発されているため、旧グランド パーク オーチャードのプールと客室写真は削除しました。

現在の客室には無料Wi-Fi、スマートテレビ、スマートフォンからテレビへ映像を送れるキャスト機能があります。一方、無料貸出スマートフォンは客室設備に掲載されていません。
→ プルマン シンガポール オーチャード公式サイト

パークロイヤル コレクション マリーナベイ(旧マリーナ マンダリン)

マリーナ マンダリン シンガポールは、2020年12月にパークロイヤル コレクション マリーナベイへ名称を変えました。マリーナ・ベイを望む立地は変わっていません。
現在のパークロイヤル コレクション マリーナベイから望む夜景
↑旧記事掲載時に客室から撮影されたマリーナ・ベイ方面の夜景です。

現在は583室の客室があり、Wi-Fiを無料で利用できます。客室・設備案内には無料貸出スマートフォンは掲載されていないため、外出時の通信は自分のeSIMやSIMカードで用意します。
→ パークロイヤル コレクション マリーナベイ公式サイト

グッドウッド パーク ホテル

グッドウッド パーク ホテルは、白い塔が印象的なコロニアル様式のホテルです。グランドタワーは1989年にシンガポールの国定記念物に指定されており、旧記事で紹介した外観は現在もホテルの象徴として残っています。
グッドウッド パーク ホテルの美しい外観

グッドウッド パーク ホテルのデラックス メイフェアルーム
↑現在も設定されているデラックス メイフェアルーム。広さは31~44㎡です。

全233室で、客室では有線・無線インターネットを利用できます。当時のhandyと案内は記事前半の写真に残していますが、現在の客室設備には含まれていません。
→ グッドウッド パーク ホテルの詳細ページへ
→ グッドウッド パーク ホテル公式サイト

コンラッド シンガポール オーチャード(旧リージェント シンガポール)

リージェント シンガポールは全面改装を受け、コンラッド シンガポール オーチャードとして生まれ変わりました。2024年第1四半期に全客室の改装を終えているため、旧リージェント時代の朝食と客室写真は現在のホテル案内には使っていません。

現在の設備は無料Wi-Fiやスマートフォンで客室の鍵を扱えるデジタルキーです。ホテルから端末を借りるサービスではないため、外出中の通信には自分のスマートフォンとeSIM・SIMカードが必要です。
→ コンラッド シンガポール オーチャード公式サイト

パーク レジス バイ プリンス シンガポール(旧パークレジス)

パークレジスシンガポールは全203室を改装し、2024年9月3日にパーク レジス バイ プリンス シンガポールへ名称を変えました。25mの屋外プールは現在もホテル設備として利用できます。
パーク レジス バイ プリンス シンガポールの屋外プール

客室が全面改装されたため、旧記事のパーク クイーンルームの写真と料金は削除しました。現在の客室には高速Wi-Fi、デジタルキー、50インチのスマートテレビとキャスト機能がありますが、無料貸出スマートフォンはありません。
→ パーク レジス バイ プリンス シンガポール公式サイト

パラドックス シンガポール マーチャント コート(旧スイソテル)

スイソテル マーチャント コートは、2022年4月1日にパラドックス シンガポール マーチャント コートへ名称を変えました。シンガポール川沿い、MRTクラーク・キー駅近くの立地は同じです。旧名称のロゴが写ったプール写真と当時の客室写真は、現在のホテルと誤解されないよう削除しました。

現在も屋外プールがあり、客室では無料Wi-Fiを利用できます。無料貸出スマートフォンは現在の客室・設備案内には掲載されていません。
→ パラドックス シンガポール マーチャント コート公式サイト

 

シンガポールは、高層ビル群、そしてマリーナベイサンズが夜に光り輝き、夜景がとても綺麗です。こちらのページでは、夜景が綺麗に見られるシンガポールのホテルを紹介しています。
おすすめ!シンガポールの夜景が綺麗なホテル7選

お子様連れでのホテルをお探しではありませんか?子連れ家族、ファミリー向けのシンガポールのおすすめホテルを徹底調査しています!
徹底調査!子連れ家族・ファミリー向けおすすめホテル

カップル・新婚旅行でシンガポールに行かれる方は必見です!
ロマンチックに泊まる!カップルや新婚旅行におすすめのホテル9選

友達同士や、グループ・団体旅行でホテルをお探しの方必見!
友達やグループ・団体旅行向けのシンガポールの人気ホテル12選

シンガポールへの仕事での出張や、長期滞在に嬉しい洗濯機・乾燥機が付いたおすすめホテルを徹底調査!
ビジネスマンが仕事・出張で泊まりたいシンガポールのおすすめホテル

女性の一人旅でも安心な4つ星以上のホテル、とにかく安く泊まれる男性一人旅におすすめな格安ホテルを徹底調査!
女性でも安心!一人旅におすすめのホテル【男性編も】

5つ星ホテルのクラブラウンジを楽しみたい方は、こちらの記事がお勧めです!ハイティー・アフタヌーンティーの特典が楽しめるシンガポールのホテルを徹底調査しています!
ハイティー・アフタヌーンティーも楽しめる!クラブラウンジがお得なホテル9選

 

 

カテゴリー ⇒ ホテルまとめ

ツイッター・FB始めました
いいねで観光情報をGET!