ナショナルギャラリーシンガポールは一番楽しい美術館だった!

ナショナルギャラリーシンガポールはシンガポールで一番楽しい美術館だった!

シンガポール旅行記ブログ、まだまだ続いていきます!

次に向かったのは・・・

ナショナルギャラリーシンガポールです!

ナショナルギャラリーシンガポールとは?

ナショナルギャラリーシンガポールとは、東南アジアで最大のモダンアート(現代美術)のコレクションを管理している美術館・博物館のことです。

↑こちらは、夜20時のナショナルギャラリーシンガポールの外観。とても荘厳で美しかったです!

結論からお伝えすると、シンガポールで一番楽しい美術館だった!

このナショナルギャラリーシンガポール、2015年と最近オープンしたばかりなのですが、まず、めちゃめちゃ広いです。

そして、これは完全な個人的な意見になってしまうのですが、

ナショナルギャラリーシンガポールは、シンガポールで一番楽しい美術館でした!

メインサイト、シンガポール旅行観光.comを管理している私。

シンガポールのほぼ全ての美術館・博物館に行ったことがあるのですが、その中でも、このナショナルギャラリーシンガポールは、郡を抜いて、めちゃめちゃ楽しい美術館でした!

その理由や楽しい要素は、文章だけではとてもつまらなくなってしまうので、以下、写真とともに旅行記ブログでお伝えしていきます!
最後には一番の目玉も出てくるのでお見逃しなく!

まずはナショナルギャラリーシンガポールに入ってみる!

まずは、ナショナルギャラリーシンガポールに入ってみます!

↑ナショナルギャラリーシンガポールの入り口。建物が巨大な分、入り口も複数あります!

↑入り口を抜けると、いきなり巨大な空間が。

知らないでいると、ただただ圧倒される吹き抜けの大きな空間なのですが、実は、左側の旧最高裁判所と、右側の旧市庁舎の歴史的建造物に挟まれた空間なのです。

ナショナルギャラリーシンガポールは、歴史的建造物である、旧市庁舎と旧最高裁判所を新改装して完成した美術館で、上記の写真の場所は、そのつなぎ部分なのです。

↑先程の外観写真。左側が旧最高裁判所で、右側が旧市庁舎です。

だから何だって話ではありますが、これを知らないと、現代アートを楽しんでいたら、急に裁判所の歴史や法定が出て来るので、はてな?となってしまいます!

また、歴史的建造物ですので、建物に注目しながら巡ると、違った楽しみ方も見えてくるのです!

↑入場チケットは地下で購入可能です!

↑ナショナルギャラリーシンガポールの地下へのエスカレーター。この空間も広々で、ワクワク感が高まります!

↑まず手前がインフォメーションカウンターで、奥がチケット売り場となっています!

↑チケット売り場も広々!

このチケット売り場で、普通に入場券を買うことができるのですが、実は、料金を安くできる割引クーポンがあるのです!

ナショナルギャラリーシンガポールの割引クーポン!

ナショナルギャラリーシンガポールの入場料金は、通常20ドルですが、楽天グループ企業であるVoyaginが提供している割引クーポンチケットを活用すると一人2ドル安く購入することが可能になります!

このVoyaginの割引クーポンの素晴らしい所は、入場の直前でも利用できる点です!

早速、チケットカウンター前で、スマホを操作して、割引クーポンチケットを購入してみました!

↑まずは、Voyaginのナショナルギャラリーシンガポールのページにアクセスし、今すぐ予約をクリックして、

↑今回は、私だけの一人旅なので、大人の欄に1を入力!

↑内容を確認後、チェックアウト(購入)ボタンをクリック!

↑氏名、Eメールアドレス、パスワードを入力してアカウントを作成!
※このアドレスにEチケットがすぐに送られてくるので、シンガポールでも確認できるメールアドレスを入力すること!

↑支払方法でクレジットカード情報を入力!

あとは、確認画面が出るので、確認後、支払いを完了

すると、すぐに購入通知メールメールが来ました!

そして、1分後に、すぐにEチケットが付帯したメールも来ました!

↑ナショナルギャラリーシンガポールの割引クーポンが適用されたEチケット(QRコード)が記載されたメール。

↑先ほどのメールのQRコードを、チケットカウンターで提示します!

すると、受付のおばちゃんが、割引クーポンの提示はあまり多くないためか、最初は首をかしげましたが、QRコードを見ると、すぐに分かったようで、無事にチケットが発行されました~♪

↑割引クーポンで発行されたナショナルギャラリーシンガポールのチケット。

今回安くなったのは2ドルだけではありますが、他の人より安くすんで嬉しい感じです!周りに並んでいる人にも教えたかったー!

また、その他にも多くのシンガポールの観光スポットにて、もっと安い割引クーポンが利用できます!一覧をこちらのメインページにて特集していますので、シンガポールに旅行の際は是非ご活用下さいませ!

13階分の巨大美術館のナショナルギャラリーシンガポールに入場!

無事にナショナルギャラリーシンガポールに入場できて、早速、美術館内を観ていきます!

ナショナルギャラリーシンガポールは13階分のエリアがある超巨大美術館!

ナショナルギャラリーシンガポールに入場し、どこから回って行こうかと思っていたら・・・

↑ナショナルギャラリーシンガポールの案内板。2つの建物に渡り、7階分+5階分の超巨大ギャラリーエリアが!

この広さで約1500円(割引クーポン使用時)は、かなり安いと感じます!ワクワク感も高まる!

まずは、日本がシンガポールを植民地としていた資料がお出迎え。

ナショナルギャラリーシンガポールに入場後、すぐに目に入ってきたのが、こちらの資料。

↑日本がシンガポールを植民地としていた資料。

皆さん、知らない方もいらっしゃるかもしれませんが、1942年~45年の間、日本はシンガポールを植民地としていたのです。

植民地、統治、色々な言い方、見解がありますが、日本がシンガポールを占領していたのは事実です。

この間、日本軍が主にシンガポールの華僑を対象に虐殺を行なった事件である、シンガポール華僑虐殺事件なども発生したり、ネガティブな要素が多い事象。

↑こちらは、Koeh Sia Yong氏のPersecution(迫害)という作品。

現代アートを楽しもうと思っていた矢先に、これらの資料が最初に目に入ってきましたので、面を喰らいましたが、歴史を学ぶとても有意義な時間となりました。

普段、日本にいると、広島の原爆ドームや、映画「火垂るの墓」・「この世界の片隅に」など、戦争で日本が攻撃されるシーンを観て、色々と感じることが多いかとおもいますが、これはその逆の加害者側の立場です。

この資料をみた瞬間、

などなど、自分は30歳のため、この戦争はおじいちゃんの時代が起こした事ではありますが、同じ日本人が起こした戦争、様々な気持ちが一気に押し寄せ、色々と考えさせられました。

英語での資料ではありますが、是非、一度、皆さんも見て、自分で何ができるのか、などなど、考えてみると良いかもしれません。

ナショナルギャラリーシンガポールの現代アートを楽しむ!

さて、厳かな気持ちを保ちつつ、当初の目標であるナショナルギャラリーシンガポールの現代アートを楽しんでいきます!

↑ナショナルギャラリーシンガポールの現代美術の絵画が展示された渡り廊下。静かな中で心が洗われる様な雰囲気、大好きです!

↑現代アートのオブジェ・絵画がそこここに展示されたエリア。面白いです!

↑こちらは、Ng Eng Teng氏の1960年作の粘土と石膏で制作されたBondageという作品。

↑シンガポール出身アーティストであるTang Da Wu氏によるTiger's Whipという作品。元々は、10匹のタイガーと木製のベッドがセットの作品でしたが、A Sculpture Seminarでのワークショップにて現在の展示形態へと進化を遂げたそうです。(展示説明より)

↑こちらの作品、一体何だと思いますか?ナショナルギャラリーシンガポールの中でもかなり面白い作品です。

ヒントは、

↑ここから見ると、ある驚きの現代アート作品になります!

正解は・・・椅子です!上記のポイントから見ると、一直線でバラバラの作品を見ることができ、一つの椅子に見える現代アートになるのです!

正解の写真をそのままこのブログで掲載すると、ネタバレになってしまいますので、気になる方は、こちらのMatthew Ngui氏によるWalks Through a Chairという作品をクリックして画像を見て下さいませ!

↑こちらは、Suzanne Victor氏によるExpense of Spirit in a Waste of Shameという作品。

こちらは動きのある作品で、電球達が鏡にスライドする反復運動をして音が発生します。ずっと眺めていられる現代アート作品でした。

ちなみに、先程の面白いオブジェクトは、↑の部屋の中(DBS SINGAPORE GALLERY)にあるのですが、張り紙等があり、少し入りにくい雰囲気があります。

少し入りにくい感じがするのは、バイオレンス・ヌード・セクシュアル等の作品があるためです。

張り紙や立て看板にも記載されているのですが、小さなお子様がいる場合は、必ず大人が一緒に付き添いましょう。

↑また、ナショナルギャラリーシンガポールでは、このクラスの大きな絵画や展示物が多くあります。広大な面積を活かしていますね。

ナショナルギャラリーシンガポールのライブ演奏イベントが素晴らしく面白い!

続いて、ナショナルギャラリーシンガポールの館内を歩いていると、気持ちのよい音楽が流れてきました!

ライブ演奏パフォーマンスイベントが感動的だった!

音楽の正体は、Padang Atrium(建物間の広い空間の1階)で開催されていたライブ演奏パフォーマンスでした!

↑ナショナルギャラリーシンガポールのライブ演奏パフォーマンスの動画。

上手く伝わるか分からないのですが、ライブで演奏される音楽と、純白のコロニアル建築である美術館特有の雰囲気が合わさり、とても素晴らしい時間が流れていました。

↑こちらは、縦で撮影したライブイベントの動画。純白のコロニアル建築の壁面に囲まれた吹き抜けの感じ、伝わると嬉しいです!

ナショナルギャラリーシンガポールでは各種イベントが毎日開催!

ここが、ナショナルギャラリーシンガポールの一番面白いところ!

今回のライブ演奏もそうなのですが、ナショナルギャラリーシンガポールでは、アートや音楽に関する様々なイベントが毎日何かしら開催されているのです!

どんなイベントが開催されているかは、ナショナルギャラリーシンガポールの公式サイトにて確認できるので、シンガポール観光で行かれる方は是非事前にチェックしてから行ってみて下さいませ!

旧最高裁判所の建物内のアート展示も観てみる!

ここまでで、まだナショナルギャラリーシンガポールの2階の展示+イベントしか観れていません・・・

しかも、旧市庁舎の2階のみで、まだまだ11階分の展示があるのです!いかに大きな美術館かが分かるかと思います。

旧最高裁判所の建物内に行ってみた!

既に1時間40分も経過していたため、足早に、旧最高裁判所の建物へ行きます!

まずは3階に登り、渡り廊下より旧最高裁判所の建物内に入っていきます!

↑3階の渡り廊下からのナショナルギャラリーシンガポールの内観。やはり、広いです。

↑旧最高裁判所の建物内では、過去に利用されていたコロニアル風の机・椅子などが展示されています。

↑また、旧最高裁判所の歴史や建築に関しての展示も多くあります。

ちなみに、上記の年表の中の1942年の欄には日本が最高裁判所を占拠し、昭南最高裁判所に改名したという歴史が記載されています。

日本人であるならば、シンガポールに観光に行く際は、この1942年という年を覚えておくと、こういった博物館等で、日本がシンガポールに及ぼした影響を垣間見ることができます。観光の際には、是非、チェックしていきたい所です。

↑さらに詳しい年表が記載された展示物。この部屋自体が資料館となっています。

↑各アーティストの芸術に対する文章が綴られたお部屋もあります。個人的に、特に気に入ったのが・・・

↑こちらのGusti Ketut Kobot氏による言葉。「最近の若者の画家は簡単にお金を稼ぐことばかりに目がいっており、新たな芸術を追求する欲求など見当たらない」

↑さらに足を進めていくと、現代アートな絵画が多く飾られた空間がありました!

↑正面から見ると、この景色だけでもアートな感じです。静かで、厳粛で、素敵な空間。

ナショナルギャラリーシンガポール旧市庁舎側に戻る!

まだまだ見る場所は多いので、ナショナルギャラリーシンガポールの旧市庁舎側に戻って観覧を続けていきます!

↑Chamruang Vichienket氏のGroupという作品等。現代アート感、出てます!面白い!

Montien Boonma氏によるThe Pleasure of Being, Crying, Dying and Eatingという作品。仏教の喜び、苦しみ、生、死、そして輪廻転生に言及した作品です。(展示説明より)

↑異様な空間を演出しているアート作品。作者、タイトルはメモし忘れましたすみません・・・

↑旧市庁舎の会議場(City Hall Chamber)。ここは、日本とも関わりが深い場所です。1945年9月12日に日本軍が降伏した場所です。そして、シンガポールの初代首相であるリー・クワンユー氏が宣誓をした場所でもある歴史がある場所です。

↑上階からの旧市庁舎の会議場。この空間自体が展示されており、厳粛な雰囲気がありました。

ナショナルギャラリーシンガポールの屋上がルーフガーデンギャラリーだった!

続いて、ナショナルギャラリーシンガポールの屋上に行ってみました!

↑ナショナルギャラリーシンガポールの屋上。

実は、屋上全体がルーフガーデンギャラリーとなっており、開けた景色とシンガポールの高層ビル群が背景に見え、これまた素敵な空間となっていました!

↑Ng Teng Fong氏によるRoof Garden Galleryには水も使われており、癒やしの空間にもなっていました!

さらに上の6階には超穴場の絶景バー・スモークアンドミラーズが!

これは、素晴らしい収穫でした!さらに上の6階に行ってみると、マリーナベイサンズの絶景が観られる穴場バーがあったのです!

↑お店の名前はスモーク・アンド・ミラーズ(SMOKE & MIRRORS)。お店の外からも後ろにマリーナベイサンズが見えます!

この、日本ではまだあまり知られていない隠れ家的バー。

これは絶対観なければと思い、この後の予定を全て変更して、ここで夕焼け・夜景をマリーナベイサンズとともに楽しむことにしました!

続きは、次のシンガポール旅行記ブログで書こうと思うのですが、ここの夜景、やばいです。ダントツで一位。シンガポールで最も綺麗だと思います。(個人的な意見ですが)

ナショナルギャラリーシンガポールのまとめ!

このブログではまだまだ紹介しきれない部分がありますが、ナショナルギャラリーシンガポールは、現代アートを楽しむのであれば必須で、超楽しいシンガポールの美術館です!

他にも、ナショナルギャラリーシンガポールの要素として、以下に箇条書きで記します!

などなど魅力的な要素が多くあり、個人的には、ナショナルギャラリーシンガポールは、シンガポールで一番面白い美術館という感想を持ちました!

では、スモーク・アンド・ミラーズのブログに続く~(今頑張って書いているので、少々お待ちくださいませ!)

続きは、予約必須の隠れ家的バー、スモークアンドミラーズで自分史上最高の夜景を見た!(2018年2月8日に書き終えました~!)