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シンガポールの人口は約611万人|人口推移・構成・密度

シンガポールの人口と都市のイメージ
シンガポールの総人口は、最新の公式統計で611万1,175人です。これは2025年6月時点の人数で、市民だけでなく、永住者と仕事・留学・家族帯同などで暮らす外国人も含みます。

人口の数字を見るときは、「総人口」「居住者」「市民」を分けることが大切です。ここでは人口の内訳、都市国家であるシンガポールの首都の考え方、推移、年齢・民族構成、人口密度を順に説明します。

最新人口と首都の考え方

2025年の総人口は611万1,175人

シンガポール統計局の2025年6月時点の人口は、次のとおりです。

2025年6月時点の人口
区分 人口 意味
総人口 611万1,175人 居住者と非居住者の合計
居住者 約420万4,500人 シンガポール市民と永住者の合計
シンガポール市民 約366万700人 シンガポール国籍を持つ人
永住者(PR) 約54万3,800人 永住権を持つ外国籍の人
非居住者 約190万6,700人 就労、留学、家族帯同などで暮らす外国人

PRはPermanent Residentの略で、永住権を持つ人です。統計上の非居住者には、就労ビザで働く人、留学生、帯同家族などが含まれますが、旅行者や短期滞在者は含まれません。内訳は百人単位に丸められているため、合計とわずかにずれる場合があります。

シンガポールの首都人口は別に数えない

シンガポールは、一つの国が一つの都市として成り立つ都市国家です。そのため、国全体とは別に「首都圏」だけを切り分けた公式人口はありません。一般に首都名もシンガポールと案内されますが、首都人口を知りたい場合も国全体の人口を参照します。

市内は複数の計画地域に分かれています。観光で目にするマリーナベイ、オーチャード、チャイナタウンなどは地域名であり、別の都市ではありません。

居住者の民族構成

2025年6月時点の居住者、つまり市民と永住者を合わせた民族構成は次のとおりです。

居住者の民族構成
区分 割合
中国系73.9%
マレー系13.5%
インド系9.0%
その他3.5%

割合は居住者を対象にした分類で、旅行者を含む街中の全員を表す数字ではありません。チャイナタウン、カンポン・グラム、リトル・インディアでは、それぞれの文化や信仰に関わる建物、食、祭りを見られますが、人々の生活圏がこの3地区だけに分かれているわけではありません。

人口推移と年齢構成

1960年から2025年までの人口推移

総人口は1960年の約165万人から、2025年には約611万人へ増えました。2021年は新型コロナ禍で非居住者が減った影響などにより一時的に減少し、その後は再び増加しています。

人口推移グラフを読み込んでいます。

シンガポールの総人口推移
総人口
1960年164万6,400人
1970年207万4,507人
1980年241万3,945人
1990年304万7,132人
2000年402万7,887人
2010年507万6,732人
2015年553万5,002人
2020年568万5,807人
2021年545万3,566人
2022年563万7,022人
2023年591万7,648人
2024年603万6,860人
2025年611万1,175人

総人口の増減には、出生・死亡だけでなく、市民、永住者、就労者や留学生など非居住者の出入りも影響します。総人口だけを見て、出生数や市民人口も同じ割合で増えているとは判断できません。

2025年の居住者は高齢化が進んでいる

2025年の居住者420万4,500人の年齢構成は、20歳未満が78万3,300人、20~64歳が263万1,600人、65歳以上が78万9,600人です。居住者の年齢中央値は43.2歳で、20~64歳の居住者3.3人に対して65歳以上が1人という割合になっています。

年齢構成グラフを読み込んでいます。

2025年の居住者の年齢構成
年齢 人口 構成比
20歳未満78万3,300人約18.6%
20~64歳263万1,600人約62.6%
65歳以上78万9,600人約18.8%

市民に限ると、65歳以上の割合は2025年の20.7%から、2030年には23.9%になると見込まれています。これは一定の前提に基づく推計で、2030年の総人口を確定する数字ではありません。

人口密度と旅行中の混雑

人口密度は1平方キロメートル当たり8,300人

2025年の人口密度は、1平方キロメートル当たり8,300人です。計算に使われた2025年6月時点の国土面積は736.3平方キロメートルで、世界でも特に人口密度が高い国の一つです。

ただし、国土全体に同じ密度で人がいるわけではありません。住宅地や中心業務地区がある一方、貯水池、自然保護区、港湾、空港、工業地域もあります。国全体の順位だけでは、旅行中に感じる混雑までは分かりません。

旅行者が混雑を感じやすい時間と場所

  • 平日の出勤・退勤時間帯のMRTと乗換駅
  • 昼食時の中心部のホーカーセンターやフードコート
  • 週末のオーチャード、マリーナベイ、セントーサ
  • 旧正月、ナショナル・デー、F1など大型行事の会場周辺

混雑を避けたい場合は、平日の移動を通勤時間帯からずらし、人気観光地は開場直後または夕食時間帯に回すと動きやすくなります。短い区間でもタクシーが早いとは限らないため、中心部ではMRTと徒歩を基本にすると予定を組みやすくなります。

人口と街の成り立ちを一緒に知るなら、次の記事も参考になります。

 

 

カテゴリー ⇒シンガポール基本情報

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