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シンガポールの言語・公用語とシングリッシュ

シンガポールは多様な文化が共存する多民族国家。憲法で定められた公用語は以下の4つです。

シンガポールは、空港・MRT(地下鉄)・ホテル・飲食店・観光スポットなど、旅行者が訪れるほぼすべての場所で英語が通じる国です。街頭の看板や駅名などの案内表記も英語がベースになっているため、英語さえ使えれば旅行中に困ることはありません。

4つの公用語と「国語」

多民族国家であるシンガポールでは、憲法によって以下の4つが公用語として定められています。

言語位置付け
英語行政・教育・ビジネスの共通言語。街中の案内も基本は英語です。
標準中国語(マンダリン)中華系住民の間で広く使われます。街中では福建語や広東語などの方言が耳に入ることもあります。
マレー語公用語であると同時に、憲法上の「国語」でもあります。国歌『Majulah Singapura(進めシンガポール)』もマレー語の歌詞です。
タミル語南インドにルーツを持つ人種を中心に使われる言語です。リトル・インディアなどのエリアではタミル語表記の看板を多く見かけます。

現地でよく耳にする「シングリッシュ」とは?

独特な英語「シングリッシュ」:語尾に「ラー(lah)」が付いたり、中国語やマレー語の文法が混ざった独特のイントネーション・発音(シングリッシュ)を話す人が多くいます。

街中やローカルな食堂(ホーカーセンター)などでは、シングリッシュ(Singlish)と呼ばれるシンガポール特有のくだけた英語がよく話されています。

これは英語をベースに、中国語(方言含む)やマレー語、タミル語の語彙や文法が混ざり合って生まれたローカル表現です。現地の人はビジネスや公式の場では標準英語、友人や家族とのリラックスした会話ではシングリッシュ、と状況に合わせて器用に使い分けています。

旅行中によく聞く定番フレーズ

語尾に独特のリズムがついたり、短い単語の連続で返答されたりするのが特徴です。

フレーズ意味・ニュアンス
Can? / Can.できる? / いいよ(できる)
Cannot.できない・ダメ
Can or not?できる?できない?
〜lah(ラー)〜だよ、〜さ
〜leh(レー)〜なんだけどな
〜meh?(メー)本当に?〜なの?

旅行者のポイント
無理にシングリッシュを使う必要はありません。独特のアクセントや早口で聞き取れなかった場合は、遠慮せずに「Could you say that more slowly, please?(もう少しゆっくり話していただけますか?)」と標準英語で伝えれば、丁寧に言い直してくれます。

旅行者が知っておきたい4つの安心ポイント

タクシーの行き先、店名、会計の金額などは、スマートフォンの画面やメモを見せ合うと聞き間違いを防げます。
  1. 基本はすべて「英語」でスタート
    空港、MRT(地下鉄)、ホテル、レストラン、観光施設では、まず英語で話しかければ問題ありません。他の公用語を無理に覚える必要はありません。
  2. 聞き取れなくても焦らない
    独特のアクセントやスピードに戸惑ったら、聞き返してゆっくり話してもらいましょう。
  3. 数字や場所は「文字」で見せ合う
    タクシーの行き先、店名、会計の金額などは、スマートフォンの画面やメモを見せ合うと聞き間違いを防げます。
  4. 翻訳アプリとネット環境を準備
    日系ホテルなどを除き、日本語が通じる場所は限られます。オフラインでも使える翻訳アプリのダウンロードと、現地で使える通信手段(eSIMやSIMカード、Wi-Fi)をあらかじめ確保しておくと安心です。

シンガポール旅行で役立つ英語

 

カテゴリー ⇒シンガポール基本情報