タイ旅行でネットを使う方法～無料(フリー)WiFi・海外パケット等
タイ旅行でネットを使いたい！でも、どんな方法があるんだろう・・・？WiFi？スマホは？無料なの？タイ旅行で、ネットを使いたい！その方法は、大きく4種類あります。
タイの無料(フリー)WiFiは使える？ホテルやレストランでは？
タイ旅行で、ネットを使いたい！でもお金をかけたくない・・・
そんな方には、無料WiFiが便利です。WiFi接続時に会員登録などが必要となる場合が多いですが、簡単にスマホやPC・タブレットからネットに接続できます。
ただし、カフェやレストラン、空港やホテルなどに使用場所が限られるため、常にネットを使いたいという方には不向きな方法です。
タイのカフェ・レストランで無料WiFiを利用する
タイでは、多くのカフェやレストランで無料WiFiが完備されております。また、会員登録が必要な無料WiFiスポットも多いですが、登録さえすれば、無料で接続ができます。
接続方法も、至って簡単です。
- アンドロイドやiphoneといったスマホやPC・タブレットにて、
- WiFi接続画面を開き、
- 各無料スポットが提供しているログインIDを選択
- ブラウザが起動し、会員登録のための情報を入力します。
もしタイ語が表示されていたらEn（英語）を選択すると分かりやすくなります。 - 会員登録が完了すると、ユーザーIDとパスワードが手に入り、これで無料でWiFiに接続できるようになります！
※会員登録には、パスポート番号が必須の場合が多いのですぐに入力できる様にしておくと便利です。
以下、タイで無料WiFiに接続できる主なカフェ・レストラン一覧です。
| カフェ・レストラン名 | 備考 |
|---|---|
| スターバックス(Starbucks)：WiFi接続ID:STARBUCKS_AIS | 258店舗以上 制限時間:約11時間 |
| マクドナルド(McDonalds) | ほぼ全店舗 レシート必須 制限時間:45分間 |
| トムアンドトムズ コーヒー(TOM N TOMS COFFEE) | 全店舗 注文時要確認 制限時間:3時間 |
| トゥルー コーヒー(True Coffee)：WiFi接続ID:TRUE WiFi | 全店舗 注文時要確認 |
| カフェ アマゾン(Cafe Amazon) | 全店舗 注文時要確認 |
| コーヒー ワールド(Coffee World) | 全店舗 注文時要確認 |
| トゥーファスト トゥースリープ(Too Fast To Sleep) | 1店舗(バンコク) 24時間営業 注文時要確認 制限時間:3時間 |
| コスタ コーヒー(Costa Coffee) | 全店舗 レシート必須 制限時間:1時間 |
上記表の注文時要確認は、コーヒーなどの注文時にレジにて店員さんにWiFiのパスワード等を貰う必要があります。
※レジでのWiFi情報取得の英語例
Can I use WiFi?（WiFi使えますか？）
これで、店員さんからパスワードが記載された紙などが貰えます。
その他にも、googleマップにてfree wifiと検索すると、無料WiFiが使えるカフェやレストランが検索できるので便利です。
例）バンコクの無料WiFiマップ
※ただし、googleマップに掲載されているお店がどういったアルゴリズムで選出されているかが不明のため、実際にはWiFiが使えない可能性もありますので、参考程度にご活用下さい。
タイのスタバが無料WiFi接続サービスを開始！会員登録も不要！
上記表にも記載しましたが、タイのスターバックスでは2016年5月12日からAISによる無料WiFiサービスの提供が開始されており、会員登録も無く無料でWiFi接続が可能となっています。
少なくとも、タイ国内の258店舗以上のスターバックスで導入されているとの事で、どんどんタイの無料WiFi接続範囲は広がってきております。
※ネット上でスタバは有料接続と記載されている情報は古い情報＋まだ全てのスタバで無料WiFiが利用できない場合もあるので注意して下さい。
タイのマクドナルド（マック）でも無料WiFiが利用可能！
また、全世界で展開している日本でも有名なマクドナルド（マック）でも、無料WiFiを利用する事が可能です。ただし、レシートが必要になるので、ハンバーガーやドリンクなど何か一つは商品を購入しなければならないので注意して下さい。
マクドナルドでのWiFi接続注意点！
- レシートに記載のIDが必要
- シート発行後1時間以内に会員登録をすること
- 登録後は、45分間のみ無料WiFiに接続が可能
- AISのSIMカード利用者は無料(注文無し)で利用可能（上級者向け）
ホテルの無料WiFiを活用する
続いて、ホテルの無料WiFiを活用する方法についてお伝えさせて頂きます。
タイでは、多くのホテルで無料WiFiが利用できます。
※おおよそ7割程（ホテル予約サイトにて、全体のホテル数を無料WiFiできるホテル数で割った数値）
ただし、一部のホテルでは有料の場合もあるため、予約時に事前にチェックしておくと良いでしょう。
→タイのホテルを確認
※各ホテル詳細ページに、WiFiが無料かどうかが記載されていますので、宿泊前にチェックして下さい。
空港でのフリーWiFiは、2時間の制限がある
タイの主な国際空港では、無料でWiFiに接続する事ができます。ただし、フリーWiFi接続時に、登録が必要となり、2時間の制限時間があります。
登録は、WiFi接続時に、氏名、電話番号、メールアドレス、パスポート番号を入力するだけです。入力後、ユーザネームとパスワードが発行され、ネットに接続できるようになります。
以下、フリーWiFiが利用できる主なタイの国際空港の一覧です。
- スワンナプーム国際空港
- ドンムアン国際空港
- ウタパオ国際空港
- ハートヤイ国際空港
- チェンライ国際空港
- チェンマイ国際空港
- プーケット国際空港
また、2時間の制限があるのですが、上記の空港では、主に2つの通信会社が無料WiFiを提供しており、それぞれ利用することにより合計で4時間フリーWiFiを利用する事が可能ですので、乗継などで大幅に時間が余っている場合などは活用してみて下さい。
※ただし、それぞれに登録が必要となるので、合計で2回、情報を入力することになります。
空港以外の公共施設ではICT_FREE_WiFiを利用したい・・・が
タイでは、公共施設や観光スポット向けに、接続ID：ICT_FREE_WiFiで無料WiFiが利用できる、「Free Public WiFi」というサービスがあります。
Free Public WiFiへは、氏名、電話番号などを入力するだけで、無料で利用可能なのですが、利用できるエリアが少なく接続速後が遅いため、あまり使えないというのが実情です。
2011年に開始されたFree Public WiFiですが、こちらを探すよりも、タイの街なかのカフェやレストラン、ショッピングモールの無料WiFiを利用する方が現実的です。
一応、以下の施設で利用できるとされていますが、あまり当てにはしないようにしましょう。
※タイで無料WiFiが利用できる公共施設の例
- 公園・パーク
- 観光スポット
- バスターミナル
- 図書館
- 警察
- 病院
スマホでドコモ・au・ソフトバンクの海外パケットを使うと？
一番手っ取り早く、タイでネットを使えるのが、スマホでそのままデータ通信する方法です。
ただし、海外でのモバイルデータ通信は高額料金請求に繋がる可能性が高いため、料金面を考慮すると、あまりお勧めできません。
実際にどれくらいデータ通信の料金がかかるかというと、各キャリアによって違ってきます。
タイでの各キャリアのモバイルデータ通信料金
| キャリア名 | 料金 |
|---|---|
| au | 1KB：1.6円 ただし、以下の海外ダブル定額が申込み不要で適用される
|
| ドコモ | 1KB：1.6円 ただし、以下の海外パケ・ホーダイが申込み不要で適用される
|
| ソフトバンク |
1KB：2～10円 ※機種や料金プラン等による また、以下の海外ダブル定額が申込み不要で適用される
|
上記表をまとめると、au、ソフトバンク、ドコモともに、最大で1日2,980円となっています。
ただし、ドコモの場合、事前に申込みをすることにより、海外1dayパケを利用する事ができ、24時間980円の料金となります。しかし！24時間で30MBまでの容量制限があり、30MB以降は送受信時最大16kbpsまでと極端に速度が落とされます。
海外1dayパケの料金詳細はこちら
30MBは、ウェブ閲覧で少し大きい画像が表示されてしまったらすぐに突破してしまうため、あまり現実的とは言えないでしょう・・・
例）ユーチューブの動画を1分：約24MB（HQではない動画）
動画は見ないとしても、画像が多いサイトの閲覧でも、すぐに24MBは越える可能性も・・・
しかし、1日2,980円は高い・・・7日だと約2万1000円にもなります。
現地の格安SIMを利用する方法
次にお伝えするタイでネットに接続する方法は、格安SIMを利用する方法です。
この方法は、条件をいくつか揃えないといけないため、難易度が最も高いネット利用方法ですが、料金も最も安いです。
タイで格安SIMを利用する条件
タイで格安SIMを利用する条件は、以下です。
- 格安SIMの獲得
- SIMフリーのスマホ、タブレットなどを持っている
1番目の格安SIMの獲得は、今だとアマゾンでAIS 1-2 Call 3G TRAVELLER Simカード
しかし、そもそも、SIMフリーのアンドロイドやiphoneなどのスマホ、もしくはタブレットを持っている人はどれくらいいるでしょうか？
このためにSIMフリーのスマホを手に入れるのは割高で面倒なので、格安SIMを利用できる人はここでかなり絞られてしまいます。
日本国内でもタイで使えるSIMが買える
格安SIMを購入するのであれば、最低でも１GB以上のものをお勧めします。500MBだと、タイ旅行中に超えてしまいネットが使えなくなる可能性もありますので、できれば1GB～が良いです。
先ほどのAIS 1-2 Call 3G TRAVELLER Simカード
*仕様変更の可能性もあるので注意して下さい。
海外レンタルWiFiで便利にネット接続
最後にお伝えするのが、最も手軽に安くタイでネットが使えるWiFiレンタルの方法です。
海外WiFiレンタルとは、空港か郵送で受け取れるWiFiのレンタルサービスで、料金もキャリアのデータ通信よりも格安でネットが利用できます。
接続方法も簡単で、タイについたら、レンタルWiFiの電源を入れ、スマホで繋ぐだけ。グループで共用できるため、人数で利用料金を割るともっと安くなります。便利さと料金を考えるとWiFiレンタルが最もお勧めです。
※レンタルWiFiについては、こちらのタイのWiFiレンタル料金比較ランキングにて徹底特集していますので、参考にしてみて下さい。
いかがでしたでしょうか？ステップ１のタイ旅行でWiFi・ネットを使う方法は以上です。
続いて、ネットが必要なケースをシチュエーション別でご紹介していきます！
→ステップ２：タイでWiFiってどれだけ必要を？
